「副作用研究所.com」は、「医薬品」の「副作用」を「徹底検証」して、「副作用」のない、あなたのための「医薬品」の情報をお届けしております。
「医薬品」は正しく使っていても、「副作用」の発生を防げない場合があります。そこで「医薬品」の「副作用」について、「副作用研究所.com」は、最適な情報をお届けしようと開設されました。
病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的の働きのことを「主作用」といいます。
また、薬が原因で、顔や体にブツブツができたり、胃が痛くなるなど、薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「医薬品」の「副作用」といいます。
「医薬品」は、本来安全性の高い成分が使用されており、特殊な例をのぞき、強い「副作用」が出るものではありません。
そこで、「医薬品」を適正に使用したにもかかわらず、その「副作用」により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じない前に適切な情報をみなさんにお届けしています。
ニコレットガム(フルーツ味) 2mg (Nicorette Gum Fruitfusion) 【1箱105個】
- 2017/6/27
- 糖尿病
ニコレットガムは、禁煙補助薬です。有効成分であるニコチンを含有しています。
ニコレットガムは、タバコを吸いたいと思ったときに、1回1個を30~60分間かけて噛むことで、禁煙時のイライラ・集中困難などの症状を緩和します。ただし、本剤にはタバコを嫌いにさせる作用はありません。
ニコレットガムを噛むことで、タバコに含まれるニコチンを喫煙以外の方法で摂取し、禁煙時におけるイライラや集中困難、不安、だるい、眠いなどのニコチン離脱症状を軽減させながら、生活習慣を改善します。その後、ニコレットガムの使用個数を徐々に減量することで、禁煙に導きます。
タバコの煙に含まれるタールや一酸化炭素、ニコチンのうち、発がん性が確認されている物質を含むのが主にタールです。ニコレットガムによる治療は、タールや一酸化窒素をはじめとした200種以上の有害性が確認されている物質を吸うことなく、少量のニコチンのみの摂取とその後の減量で、ニコチン依存からの離脱を図ることができます。
◆効果
禁煙時のイライラ・集中困難・落ち着かないなどの症状の緩和
※ニコレットガム4mgは、日本国内で適応がないため、使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
◆用法
■ニコレットガム2mg
タバコを吸いたいと思ったとき、1回1個をゆっくりと間をおきながら、30~60分間かけて噛んでください。
通常、1日4~12個から始めて適宜増減しますが、1日の総使用個数は24個を超えないようにしてください。
禁煙になれてきたら(1ヶ月前後)、1週間ごとに1日の使用個数を1~2個ずつ減らし、1日の使用個数が1~2個となった段階で使用をやめてください。
なお、使用期間は3ヶ月を目途にしてください。
使用開始時の1日の使用個数の目安
禁煙前の1日の喫煙本数が20本以下の方は、1日4~6個を目安。
禁煙前の1日の喫煙本数が21~30本の方は、1日6~9個を目安。
禁煙前の1日の喫煙本数が31本以上の方は、1日9~12個を目安。
■ニコレットガム4mg
禁煙前の1日の喫煙本数が21本以上の方向けです。
タバコを吸いたいと思ったとき、1回1個をゆっくりと間をおきながら、30~60分間かけて噛んでください。
禁煙になれてきたら(1ヶ月前後)、1週間ごとに1日の使用個数を1~2個ずつ減らし、1日の使用個数が1~2個となった段階で使用をやめてください。
1日の総使用個数は15個を超えないようにしてください。
※上記は、英国での用法・用量です。
※ニコレットガム4mgは、日本国内で適応がないため、使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
◆注意事項
授乳期間中の方は本剤を使用しないでください。
本剤を使用中あるいは使用直後にはタバコを吸わないでください。
本剤は6ヶ月を超えて使用しないでください。また、3ヶ月を超えて継続する場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
直射日光の当たらない、湿気が少ない、涼しい場所に保管してください。
ほかの容器に入れ替えないでください。
使用期限の過ぎた製品は使用しないでください。
噛み終わったガムは、紙などに包み、小児の手の届かない場所に捨ててください。
■以下の方は本剤を使用しないでください。
非喫煙者
すでに他のニコチン製剤を使用している人
妊婦又は妊娠していると思われる人
重い心臓病を有する人
3ヶ月以内に心筋梗塞の発作を起こした人
重い狭心症と医師に診断された人
重い不整脈と医師に診断された人
急性期脳血管障害(脳梗塞、脳出血等)と医師に診断された人
本剤の成分による過敏症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人
うつ病と診断された人
あごの関節に障害がある人
◆副作用
口内炎、のどの痛み、はきけ、嘔吐、腹部不快感、胸やけ、食欲不振、下痢、発疹・発赤、かゆみ、頭痛、めまい、思考減退、眠気、動悸、胸部不快感、胸部刺激感、顔面潮紅、顔面浮腫、気分不良などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
◆成分
■ニコレットガム2mg
Nicotine 2mg
ニコチン 2mg
■ニコレットガム4mg
Nicotine 4mg
ニコチン 4mg
◆その他
McNeil Products Ltd.