「副作用研究所.com」は、「医薬品」の「副作用」を「徹底検証」して、「副作用」のない、あなたのための「医薬品」の情報をお届けしております。
「医薬品」は正しく使っていても、「副作用」の発生を防げない場合があります。そこで「医薬品」の「副作用」について、「副作用研究所.com」は、最適な情報をお届けしようと開設されました。
病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的の働きのことを「主作用」といいます。
また、薬が原因で、顔や体にブツブツができたり、胃が痛くなるなど、薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「医薬品」の「副作用」といいます。
「医薬品」は、本来安全性の高い成分が使用されており、特殊な例をのぞき、強い「副作用」が出るものではありません。
そこで、「医薬品」を適正に使用したにもかかわらず、その「副作用」により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じない前に適切な情報をみなさんにお届けしています。
ゼニカル(Xenical) 【1箱42錠】
- 2017/6/30
- 糖尿病
ゼニカルは、有効成分のオルリスタット(オーリスタット)を含有した肥満症治療薬です。食事を抑えるのではなく、体内での脂肪の取り込みを阻害するため、大きな食事制限なしで脂肪の摂取を抑えます。
ゼニカルに含有されている有効成分のオルリスタット(オーリスタット)は、脂肪分解酵素の働きを抑制することで、食事中のおよそ30%の脂肪分を吸収せずに、そのまま体外へ排出させます。油っぽい食事で摂った脂肪分を体内で吸収することなく、便として直接排出させる薬剤です。そのため、油性便・脂肪便などの症状が現れることがあります。
オルリスタット(オーリスタット)は、米国および英国で承認されており、多くの方の肥満治療に用いられています。
◆効果
肥満症
※上記は、英国での適応です。
※本剤は、日本国内で適応がないため、服用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
◆用法
通常、成人に対して、食直前、あるいは食事中、食後1時間以内に120mg(1錠)を1日3回、毎食時に服用します。
※上記は、英国での用法・用量です。
※本剤は、日本国内で適応がないため、服用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
◆注意事項
飲み忘れに気付いた際は、食後1時間以内の場合に限り、思い出したときすぐに服用してください。
※2回分を一度に服用しないこと。
体重の減量は、ほかの薬剤の服用量などに影響を与えます。
本剤の効果を最大限得るために、医師によって推奨された栄養プログラムを併行してください。栄養プログラムの詳細については、医師へご相談ください。
本剤は、脂肪便・油性便を引き起こすことがあります。
高脂肪含有食品を摂取した場合、脂肪便・油性便の頻度を増加させる可能性があります。また、脂肪分は3回の食事へ均等に分けて摂取してください。
経口避妊薬による避妊は、本剤による重度の下痢のため、失敗する可能性があります。追加の避妊方法を推奨いたします。
本剤の服用は、慢性の腎疾患を患っている方の、腎結石に影響を与えます。
■以下の方は本剤を服用しないでください。
オルリスタット(オーリスタット)、あるいは本剤含有成分に過敏症の既往歴がある方
慢性の吸収障害疾患を患っている方
肝障害を患っている方
授乳中の方
◆副作用
頭痛、腹痛、腹部不快感、瀉下、腹部膨満感、油分吸収不全、油性便、脂肪便、水様便、低血糖などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
◆成分
Orlistat 120mg
オルリスタット(オーリスタット) 120mg
◆その他
Roche