「副作用研究所.com」は、「医薬品」の「副作用」を「徹底検証」して、「副作用」のない、あなたのための「医薬品」の情報をお届けしております。
「医薬品」は正しく使っていても、「副作用」の発生を防げない場合があります。そこで「医薬品」の「副作用」について、「副作用研究所.com」は、最適な情報をお届けしようと開設されました。
病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的の働きのことを「主作用」といいます。
また、薬が原因で、顔や体にブツブツができたり、胃が痛くなるなど、薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「医薬品」の「副作用」といいます。
「医薬品」は、本来安全性の高い成分が使用されており、特殊な例をのぞき、強い「副作用」が出るものではありません。
そこで、「医薬品」を適正に使用したにもかかわらず、その「副作用」により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じない前に適切な情報をみなさんにお届けしています。
[テネリアジェネリック]ザイテン(Ziten)20mg 【1箱100錠】
- 2017/6/30
- 糖尿病
インクレチンを分解するDPP-4酵素を阻害する糖尿病治療薬です。
上昇した血糖値に見合うだけのインスリンを分泌させるため、副作用の低血糖が起こりにくく、体重増加の傾向がありません。
ザイテンは、2型糖尿病治療薬です。有効成分のテネリグリプチンを含有しています。
ザイテンは、血糖値を下げる薬です。
食後に消化管から分泌されるホルモンにインクレチンがあります。インクレチンは、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促進したり、血糖を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制したりする働きがあります。
ザイテンに含有されている有効成分のテネリグリプチンは、インクレチンを分解するDPP-4酵素の働きを阻害することにより、インクレチンの濃度を上昇させます。インスリン分泌を促し、グルカゴン分泌を抑えることで、血糖を降下させます。
◆効果
2型糖尿病
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
◆用法
通常、成人にはテネリグリプチンとして20mg(1錠)を1日1回経口投与する。
なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら40mg(2錠)1日1回に増量することができる。
◆注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。
肝臓、腎臓、甲状腺疾患などがある場合は、医師にご相談ください。
本剤の服用中も必ず食事療法、運動療法を守るように心掛けてください。
血糖、尿などを定期的に検査してください。
低血糖が起こることがあります。
■以下の方は本剤を服用しないでください。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の方
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
◆副作用
便秘、腹部膨満、腹部不快感、悪心、腹痛、鼓腸、口内炎、胃ポリープ、結腸ポリープ、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、下痢、食欲減退、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇、急性膵炎、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、蛋白尿、尿ケトン体陽性、尿潜血、湿疹、発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎、CK(CPK)上昇、血清カリウム上昇、けん怠感、アレルギー性鼻炎、血清尿酸上昇
低血糖症、腸閉塞、肝機能障害、間質性肺炎などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
◆成分
Teneligliptin 20mg
テネリグリプチン 20mg
◆その他
Glenmark Pharmaceuticals Ltd.