「副作用研究所.com」は、「医薬品」の「副作用」を「徹底検証」して、「副作用」のない、あなたのための「医薬品」の情報をお届けしております。
「医薬品」は正しく使っていても、「副作用」の発生を防げない場合があります。そこで「医薬品」の「副作用」について、「副作用研究所.com」は、最適な情報をお届けしようと開設されました。
病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的の働きのことを「主作用」といいます。
また、薬が原因で、顔や体にブツブツができたり、胃が痛くなるなど、薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「医薬品」の「副作用」といいます。
「医薬品」は、本来安全性の高い成分が使用されており、特殊な例をのぞき、強い「副作用」が出るものではありません。
そこで、「医薬品」を適正に使用したにもかかわらず、その「副作用」により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じない前に適切な情報をみなさんにお届けしています。
スピロテロール(Spiroterol)40mcg 【1本90錠】
- 2017/7/1
- 糖尿病
Spiroterolは、気管支拡張薬です。日本国内で承認されているスピロペント錠と同一有効成分であるクレンブテロール塩酸塩を含有しています。
Spiroterolは、気管支を拡げて呼吸を楽にする薬です。
Spiroterolに含有されている有効成分のクレンブテロール塩酸塩は、気管の平滑筋に存在する特定部位を刺激することで、気管支を取り巻く筋肉の緊張をゆるめ、気管支を拡げて呼吸を楽にします。
クレンブテロール塩酸塩は、第三世代のβ刺激薬に分類され、作用時間が8~10時間と長いのが特徴です。
◆効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
下記疾患に伴う尿失禁
腹圧性尿失禁
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
◆用法
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
■気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。
頓用として、通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
下記疾患に伴う尿失禁
■腹圧性尿失禁
通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を1日2回、朝及び夕に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、60mcg(1.5錠)/日を上限とする。
■錠剤を分割して服用される際は、下記商品のご利用を推奨いたします。
▶安全度の高い錠剤カッターをご希望の方には、ウルトラピルカッター
▶ピルケース付きで持ち運びたい方には、ピルカッター
▶シンプルな錠剤カッターをご希望の方には、ブルーピルカッター
◆注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。
吸入ステロイド薬を併用している方は、本剤の服用により症状の改善を感じても、吸入ステロイド薬を減量したり、中止したりしないでください。
発作予防のために医師の指示どおり継続して服用してください。自己判断で勝手に量を増やしたり、中止したりしないでください。
本剤の服用を始めた頃に手の震えや心臓がドキドキすることがあります。ほとんどの場合、続けていくうちに起こらなくなりますが、ひどい場合や症状が続く場合は医師または薬剤師にご相談ください。
カテコールアミン製剤を使用している方は、本剤の服用をお控えください。
直射日光の当たらない30℃以下の涼しい場所で保管してください。
■以下の方は本剤を使用しないでください。
下部尿路が閉塞している方
本剤に対して過敏症の既往歴のある方
◆副作用
振戦、重篤な血清カリウム値の低下などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
◆成分
Clenbuterol HCL USP 40mcg
クレンブテロール塩酸塩 米国薬局方 40mcg
◆商品別名(日本名)
スピロペント(帝人ファーマ)、トニール(日本ジェネリック、原沢製薬工業) 最終更新日 2017/04/19
◆その他
West-Coast Pharmaceutical Works Limited