「副作用研究所.com」は、「医薬品」の「副作用」を「徹底検証」して、「副作用」のない、あなたのための「医薬品」の情報をお届けしております。
「医薬品」は正しく使っていても、「副作用」の発生を防げない場合があります。そこで「医薬品」の「副作用」について、「副作用研究所.com」は、最適な情報をお届けしようと開設されました。
病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的の働きのことを「主作用」といいます。
また、薬が原因で、顔や体にブツブツができたり、胃が痛くなるなど、薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「医薬品」の「副作用」といいます。
「医薬品」は、本来安全性の高い成分が使用されており、特殊な例をのぞき、強い「副作用」が出るものではありません。
そこで、「医薬品」を適正に使用したにもかかわらず、その「副作用」により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じない前に適切な情報をみなさんにお届けしています。
プロペシアは、フィナステリドを有効成分とする、飲むタイプのAGA(男性型脱毛症)治療薬です。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、男性ホルモンの働きを抑える作用があり、元々、前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、脱毛症への効果が認められたためにAGA治療薬として注目されるようになりました。
AGAの原因の一つとして、男性ホルモン、特にDHT(ジヒドロテストステロン)が関係していると言われておりフィナステリドはこのDHTの産生を抑えることで脱毛(抜け毛)を抑制します。
また、フィナステリドは、FDA(米国食品医薬品局)により男性型脱毛症の治療薬として認可されており、世界60か国以上で承認されています。
フィナステリド(Finasteride)を有効成分とする経口薬にはプロペシア、フィンペシア、プロスカー、フィンカーなどがあります。
※ENGLAND版、USA(PR)版、USA版、NZ版それぞれのプロペシアは成分、メーカは同じ。製造工場国が違います。
◆効果
フィナステリドは男性型脱毛症の原因の一つであるDHTの産生を抑制することで、抜け毛を防止します。
個人差はあるが、通常3ヵ月~6ヵ月の連日投与により効果が現れることが多い。
◆用法
プロペシアは通常、1日1回、フィナステリドとして0.2mg~1mg(上限は1日1mg)を服用します。
◆注意事項
男性成人のみ服用してください。(女性には効果が認められていません)
*フィナステリド製品は、女性が手で触ることも禁忌とされています。
妊娠中・授乳中の方、また妊娠している可能性のある方は絶対にフィナステリドを服用しないで下さい。
肝機能障害のある方がフィナステリドを服用する場合は、医師にご相談ください。
フィナステリドを服用中、及び服用中止後1ヶ月間は献血をしないで下さい。
◆副作用
肝機能障害、食欲不振の症状があらわれる可能性があります。
異常を感じた場合は、すぐに医師へ相談して下さい。
◆成分
プロペシア:Finasteride(フィナステリド) 1mg
ノキシジル5mg:Minoxidil(ミノキシジル) 5mg
ノキシジル10mg:Minoxidil(ミノキシジル) 10mg
ニナゾールシャンプー:Ketoconazole(ケトコナゾール) 2%
※男性におけるAGA(男性型脱毛症)のみの適用。円形脱毛症や抗癌剤等による脱毛症に対する適用外のようなので注意が必要ですね。